BMIの計算式かんたん解説(女性・男性の正常値)

BMIの計算方法

BMIの計算をする前に準備しておくデータ(身長・体重)



BMIとは、世界的に用いられている肥満の指標です。これを用いれば、客観的に自分がどのくらいの肥満度なのかを判定することが出来ます。まず、計算をする前に自分のボディデータを集めておきましょう。

必要となるのは、身長と体重の二つの数字です。体重のほうはヘルスメーターを用いてはかることができますが、身長はあらかじめ準備が必要になるかもしれません。できれば昼か夕方くらいに、会社や学校の健康診断の施設などを借りてはからせてもらうと良いでしょう。朝や寝る前にはわずかながら伸び縮みするため、昼前後がベストです。

正しいBMI値を計算するためのワンポイントアドバイス

ヘルスメーターに乗る前にあまり暴飲暴食をすると、正確な数値が出ませんので普段と同じような食生活を心がけましょう。とくにお酒は吸収が速く、大量に飲めてしまうのでウェイトが増えてしまいます。

正しいBMI値を知るためにも、計測を精密に行うことがとても重要になってくるのです。これで準備は済んだので、次は計算に移ります。


BMIの計算式の例・間違いやすいポイント

BMIはBody Mass Index(ボディマスインデックス)の略であり、どのくらいの肥満度なのかを身体のデータに基づいて計算するものです。データが手元に揃ったら、いよいよ算出してみましょう。

ここでは、例として身長が170cm、体重が80kgの男性だと仮定してみます。計算式は、体重÷身長の2乗ですから80÷(1.7×1.7)となり、およそ27.68がBMI値です。

間違いやすいポイントとしては、日本では身長はcm表記が通常ですが、この計算式ではm(メートル)を用います。身長が170cmであれば、1.7mということで数字を扱うのです。この点に気を付けていないと、値が非常に小さくなってしまって計算がうまくいきません。

ちなみに、さきほどの例の27.68というのは日本肥満学会の基準では軽度の肥満と判定されるものです。WHO(世界保健機関)は別の基準を持っており、そちらのほうでは肥満予備軍というランク付けになります。


BMI適正体重・美容体重・モデル体重の計算方法

計算式を見るとわかるように、式を変形すれば、「どのくらいの体重になれば理想のBMI値なのか」を調べることができます。すなわち、理想とする体重=身長の2乗×理想BMI、という計算方法です。

いわゆる標準体重、適正体重の場合はこの式で体重=身長の2乗22(適正値)となるため、自分の背をこれに代入すれば目指すべきウェイトがわかるということになります。美容体重も同様で、背丈の2乗×20を目指すことが重要です。さらにそれより細くなると、モデル体重という指標も出てきます。

こちらは身長の2乗×18、というかなり厳しいラインを提示してくるため、かなりの覚悟が必要です。モデル体型は美しいものですが、反面あまり脂肪を落としすぎると免疫力が落ちたりといった弊害もあります。

筋肉のつき方や骨格、内蔵の重さなどは個人差もあるものです。数値はあくまで参考にし、健康的な体型を目指しましょう。とはいえ、肥満と判定されたらダイエットがおすすめです。

BMIの計算で正常値を超えた場合の対策(女性・男性)

BMIを計算してみて、正常値を超えてしまった場合は、どのような対策をすれば良いのでしょうか。正常値より低い場合は、極端でなければ問題はありません。

しかし、飽食の時代ですから肥満の危険は多く、高めの数値が出たケースでは体重を減らす努力が必要です。男性の場合は、筋肉量が多いため運動することが有効になります。筋肉が増えると基礎代謝が増すため、少しずつダイエットを進めることができるでしょう。女性の場合も運動が有効ですが、食事療法と組み合わせることが大切です。

ただし、妊娠中などの場合はBMI値は別の基準を用いる必要があります。妊婦なのに通常の基準値で肥満と思いこみ、無理なダイエットをしてしまうと母体を損なう危険があるため、自分にとって選ぶべき基準はどれなのかを慎重に検討しましょう。

極端に背が高い、あるいは背が低い人も、標準体重はそれほど参考にならないことがあるので自分の体調と相談しながらベストなウェイトを見つけていくことをおすすめします。