いつ届く?年金定期便が届く時期と届かないケース対処法

年金定期便いつ届く

年金定期便いつ届く?時期について

年金定期便とは何かというと、自分が毎月納めている国民年金や厚生年金保険料を、現時点でどれ位払っていて将来いくら位もらう事が出来るかを知る事が出来るものです。国民年金か厚生年金のいずれかに加入していれば毎年必ず全員に送られてきます。

年金定期便がいつ届くのか時期が気になっている人も少なくありません。実際ほとんどの人のものは、誕生月の約2ヶ月前に作成されて、毎年1回自分の誕生月に届く事になっています。つまり3月生まれなら3月中に届くという事です。

届く日が誕生日と勘違いしている事も多いですが、あくまで誕生月なので、3月生まれの人ならば3月1日から31日の間に届くように送付されています。

ただ注意するポイントとして、誕生日が2日から31日の場合は月内に届きますが、1日生まれの人だけは前月に届くので注意が必要です。よって3月1日生まれの人は2月中に届くという事になりますので、1日生まれの場合だけは気をつけなければなりません。

年金定期便が届かない3つの理由(住所・基礎年金番号・配送時紛失)

基本的に年金定期便は、加入していれば全員毎年誕生月に届きますが、中には届かないという人もいて、それにはいくつか理由があります。
まず引越しをしても住所変更をしていないというケースです。

これが一番多く、会社に勤めていれば引越しをしたらその旨を会社に伝えます。すると会社は年金事務所に住所変更を報告するのですが、小さな会社やまだ設立したばかりの会社だと、年金事務所に住所変更の報告をするという事を知らない場合があります。

そうすると年金定期便が届かない場合があるので、そういった場合は会社に住所変更を年金事務所に報告したかを聞いてみると良いです。

もちろん自分が引越し時に郵便局へ転送届けを出していれば、新しい住所に届けてくれますが、出していないと郵便物は宛先不明になってしまうので注意しましょう。

またそもそも年金保険料を支払っておらず、基礎年金番号を持っていない人も、支払っていないのでもらう資格がない為当たり前ですが届きません。

仮に基礎年金番号を持っており、どこにも引越しをしていないにもかかわらず、自分の誕生月に年金定期便が手元に来ない場合は、自分の存在そのものが抜けている恐れもあるので至急年金事務所に連絡をして問い合わせして見る必要があります。

他にも郵便局の配送時紛失という事もあります。これは自分の問題ではなく、郵便局側の問題です。配達事故という事もごく稀にですがあるので、期限になっても届かない場合は、郵便局に一度問い合わせてみると良いです。中には配達するのを忘れており、郵便局に保管されたままというケースもよくあります。

住所変更して年金定期便を受け取る方法

年金定期便は、引越し等をして届け先住所が現在の住所と違うと受け取る事が出来なくなってしまいます。そこできちんと受け取るには住所変更の手続きをする必要があります。

では具体的にどのようにすれば良いかというと、引越しをして住所が変わった場合は、手続きをし忘れないように早めに住所変更手続きをするという事が重要です。

どこで手続きをするのかというと、窓口は国民年金の種類によって違います。まず国民年金第1号被保険者の場合は、市区町村の国民年金窓口で届けを提出しましょう。

また第2号被保険者の場合は、勤務先の企業へ届けを提出すれば良いですし、第3号被保険者は、配偶者の勤務先企業へ届けを提出すれば問題ありません。

再発行依頼をして年金定期便を受け取る方法

年金定期便を何らかの理由で汚したり毀損したり、紛失してしまった場合、どうすれば良いかというと再発行してもらうというほう方があります。
手続きは非常に簡単で、「ねんきん定期便・ねんきんネット専用番号」というものがあるので、そこに電話をして、再発行の手続きをすれば最新の年金加入記録を基に作成された年金定期便がまた送られてくるので安心です。

ただ1つだけ注意するポイントがあります。それは手元に届くまで少し時間がかかるという点です。

具体的にどれくらいかかるかというと、電話をして手続きを済ませてから届くまでは約2~3ヶ月後となるので、なるべく汚したり紛失したりしないように届いたら大切に保管しておきましょう。